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HERMES – ケリー・バーキン 徹底解説 –

はじめに

世の女性の憧れを集めている代表的なバッグ、ケリー(Kelly) と バーキン(Birkin)。

2つとも世界的に有名なバッグですが、どこがどのように違うのかをご存じでしょうか?

ここでは、それぞれの歴史・特徴・サイズ・違い・共通点を徹底解説いたします。

名前の由来

・ケリー(Kelly)
ケリーはもともと「サックアクロア」と言う名前のバッグでした。サックアクロアは、乗馬サドルを収納するバッグとして、1936年に発売されます。(※創業時、エルメスは高級馬具用品をメインに作っていた)
そしてそのサックアクロアを愛用していたのが、モナコ王妃のグレース・ケリーだったのです。グレース・ケリーがパパラッチから妊娠中のお腹を隠したバッグとして有名になりました。
その後、1956年にモナコ王室の許可を得て、サックアクロアをグレース・ケリーにちなんで【ケリー】と改名されました。

・バーキン(Birkin)
バーキンは、1984年に誕生したバッグです。当時のエルメスの社長が、偶然飛行機で隣の席に座っていたイギリスの女優で歌手、ジェーン・バーキンに出会ったことが誕生のきっかけ。
彼女が持っていたバッグからあふれる荷物ををみて、たくさんの荷物をしっかり収納できるバッグをプレゼントする。と当時の社長が、ジェーン・バーキン申し出て作られたバッグだそう。
ジェーン・バーキンのためのバッグは、1892年に発売された馬の鞍を収納するバッグ「オータクロア」をより日常使いに適したデザインに改良し制作されました。(※創業時、エルメスは高級馬具用品をメインに作っていた)
その後、ジェーン・バーキンがエルメスに対して【バーキン】の名前に変えるように求め、付いたようです。

サイズ

・ケリー(Kelly)
15約 縦11㎝ 横15㎝ 奥行き8㎝
20約 縦16㎝ 横20㎝ 奥行き9㎝
25約 縦19㎝ 横25㎝ 奥行き10㎝
28約 縦22㎝ 横28㎝ 奥行き10㎝
32約 縦23㎝ 横32㎝ 奥行き12㎝
35約 縦25㎝ 横35㎝ 奥行き13㎝
40約 縦28㎝ 横40㎝ 奥行き16㎝
50約 縦34㎝ 横50㎝ 奥行き25㎝

人気の大きさは、25~35の4サイズです。

※「25」以上のサイズにはショルダーストラップが付属し、取り付けることで肩掛けバッグとして使用することができます。

・バーキン(Birkin)
25約 縦20㎝ 横25㎝ 奥行き 13㎝
30約 縦22㎝ 横30㎝ 奥行き 16㎝
35約 縦25㎝ 横25㎝ 奥行き 18㎝
40約 縦30㎝ 横40㎝ 奥行き 21㎝
45約 縦30㎝ 横45㎝ 奥行き 20㎝

人気の大きさは、25・30の2サイズです。

違い・特徴

構造上の大きな違いは、4つあります。

1.ハンドルの作り
「ケリー」は1本、「バーキン」は2本となっています。ケリーは洗練された上品な雰囲気のハンドルに、バーキンは多くの荷物や日常使いに耐えられるハンドルに仕上げられているといわれています。

2.ポケットの有無
「ケリー」は見た目の美しさにこだわり、外ポケットなどは付いていません。一方「バーキン」には、フロント・背面にポケットが付けられています。

3.マチ幅調節ベルトの有無
「ケリー」には、ありません。「バーキン」にはマチ幅が調節できるサイドベルトが備えられています。
「ケリー」はかっちりとした質感なので、お荷物の量に関わらずフォルムを保つことができますが、「バーキン」は荷物の量によってはサイドベルトを調節した方が、より美しいシルエットが保てる場合があります。

4.ショルダーストラップの有無
25以上のサイズの「ケリー」には、ショルダーバッグに変換が可能なストラップが付属しています。一方「バーキン」には付属していません。

「ケリー」は、フォーマルなシーンにマッチする洗練されたフォルムのバッグです。一方「バーキン」は、エレガンスでありながら多くのお荷物を収納できるバッグになっています。それぞれ異なるコンセプトを感じられる違いになっていますね♪

価格について

中古の場合でもあまり価格が落ちづらいケリー、バーキン。状態やサイズ、色にもよりますが、一部を除き70-250万円の価格帯で販売されています。

全ての工程が手作業で作られるため、大量生産することができません。そのため各店舗への入荷数は限られてしまうのです。また、商品が入荷してもVIP顧客などに優先的に案内されるため、一般顧客が新品を購入することは難しいのが現状です。店舗でも品薄状態が続いているため中古品でもあまり価格が落ちることはありません。

両バッグとも高値で取引されており、高い換金率を誇る資産価値のある一品です。ただし、エルメスのレザーバッグは製造年式がわかるようになっており、製造年式がさかのぼるほどに買取価格が下がる傾向があります。ケリー や バーキン を持っているけれど、なかなか使う機会がないという方は、できるだけ早めに売却することをお勧め致します。

その他

・共通点
2つのバッグに共通するのは、どちらも フラップ(ふた)と クロア(ベルト)でバッグを開閉する構造です。
フロント部分を彩るカナデ(カギ)、クローシュ(キーケース)といった、エルメスを象徴するデザインが共通です。

・ケリーには2種類の縫製がある
外縫いは、ステッチが表面に見える製法で、かっちりとした台形フォルムが特徴。内縫いは、外縫いを裏返した状態のもので、縫い目が表に出ず角が丸く柔らかなフォルムが特徴です。

写真

おわりに

いかがでしたでしょうか?

バーキンにもケリーにも、それぞれの魅力があって迷ってしまいますよね。

極端に言うと、

「ケリー」は、機能を省いた見た目、ショルダーストラップ
「バーキン」は、収納性

といったところですかね。

これからも見て下さる方が有益となる情報発信を続けていきます。よろしければ、チェックして見て下さいね♪

最後までお読みいただきありがとうございました。BICLOCK 一同

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